収入印紙現金化は金券ショップで可能?買取のポイントや換金率の相場を解説!

inshi

会社や個人事業で収入印紙を必要とする人が多くいます。そのとき、書類に使おうと購入しておいたものが、未使用のままなこともあります。

そこで、今回の記事では収入印紙現金化をテーマに収入印紙の特徴や換金率などについて紹介します。

収入印紙現金化の対象となる人は誰?

まずは、収入印紙の定義や特徴、購入で注意すべき点について説明します。

収入印紙とは?

収入印紙は、印紙税法で定められた印紙を必要とする書類に税金として支払われる証票のことです。課税対象の書類として、印紙の中でも有価証券や領収書の受け取りに支払われるものを「収入印紙」と呼びます。ちなみに、収入印紙と似たものに、特許や登記の印紙などがあります。

買取前に知っておきたい購入方法

現金化をしたい人はまず、購入方法について知りましょう。一般的に、収入印紙は郵便局や法務局、最近ではコンビニで買えます。郵便局には何種類も揃っている一方で、コンビニでは売っていない種類があります。そこで、郵便局ならそれも買えるなど、多くの選択肢があるのが魅力です。

また、郵便局員が購入時にどの印紙を買えば良いか、相談にものってくれるなど利便性は郵便局が高いでしょう。ただし、コンビニの24時間営業とは違い、郵便局での購入や交換手続きは、通常の営業時間内にする必要があります。

収入印紙が必要な受け取り金額は5万円から?

収入印紙が必要になるのは、受領する金額が5万円以上の書類と定められています。以前は3万円だったのが、平成26年4月の改正で5万円以上100万円未満に課税200円されることとなり、それ以下は非課税で、収入印紙は必要となりません。200万円以下は400円、500万円以下は1,000円と金額によって印紙により課税徴収される額が上がります。

収入印紙を使うのは個人事業主や企業

上記に挙げたように、収入印紙を必要とするのは、基本的に事業者が領収書の受け取りや有価証券の授受に使うのであって、個人の方は、自ら購入することを必要としません。そのため、郵便局で切手と思って購入したら、それが収入印紙だったというケースは非常に多いのです。ところが、個人事業主であれば、個人であっても収入印紙を購入します。それ以外の方は、現金化を行う場合に個人でも購入するくらいです。

使わずにあまらせて、仕方なく買取に持ち込む事例

収入印紙は、予定していた書類が必要なくなったり、多めに購入したりしてあまったりすると、使用の予定がなくなり、使う場面がなくなってしまいます。そこで、仕方なく収入印紙の買取に持っていくという方もいるでしょう。その場合は、可能な限り、手元にあまらないように購入数を調整するなどして予防するのがベストです。それでも、あまってしまったら買取に出すことで、何割かの現金を取り戻すことができます。

クレジットカードでは購入できない?

普段から収入印紙を購入しない人にはあまり知られていない条件として、コンビニや郵便局などで手に入れる際に「クレジットカードが使えない」ことです。実質的にクレジットカードを使って直接的に収入印紙が買えないだけなので、限定的ではあるが電子マネーで購入できるケースもあります。

一部の新宿の郵便局などでSuicaの購入に対応していることから、クレジットカードでSuicaチャージを行うことで現金化できます。他にもセブンが提供するnanacoやファミマTカードなどコンビニ主体の電子マネーがコンビニなどでは使えます。

ただし、欠点として、電子マネーのチャージ上限が数万円規模(3~5万円程度)であるため、たくさんの、あるいは高額の収入印紙を手に入れる場合には、繰り返しチャージをする手間が必要など、購入に労力がかかることです。オートチャージ設定にしておくと便利です。それから、購入金額と一回に購入できる金額が限られていることには気をつけましょう。

コメント:「クレジットカードで収入印紙を購入することはできないんだ。電子マネーなら購入できるところもあるけど、郵便局で使おうとすると、新宿とか一部の郵便局だけしか電子マネーに対応していないから全体で見るとまだまだ現金化に使える場面は少ないね。」

郵便局は買取・返金でしない?交換制度あり!

買取前に確認したいことがあります。それは、購入元である郵便局に収入印紙の返金をしてもらえるのかどうかです。そこで、郵便局の返金や交換制度などについて確認しましょう。

郵便局は返金対応しない?

有名な事例で郵便局に収入印紙の実物を持っていって、返金を依頼しても受け付けてくれません。これは事実で、郵便局は収入印紙の額面交換以外、返金には一切対応していません。そのため、間違って購入してしまい、お金を返して欲しいと頼んでも郵便局では支払った金銭を一切取り戻すことはできないのです。

交換制度を利用できる!

郵便局では、返金をしない代わりに、交換制度によるサービスで代替しています。収入印紙の交換制度では、国税庁がその制度を説明しており、使用の見込みがなくなった収入印紙は、収入印紙1枚につき5円で(未使用等の条件に限り)交換を受け付けています。つまり、手数料が1枚5円として、100枚を交換する場合は、5×100=500円で額面の変更やデザインの変更ができるのです。

税務署で余剰分を返金してもらえる!

貼った後に金額が違うことに気づいたら税務署で「還付手続き」をすることで、差額分の返還を税務署が行ってくれます。これは、印紙を丸ごと返金するのではなく、余剰分の納税額を返還に当たります。

金券ショップでの買取が可能!

郵便局で返金ができない以上、現金に戻すためには現金化をする必要があります。そのため、収入印紙を換金できる金券ショップについて見てみましょう。

金券ショップでできること

収入印紙は金券ショップに持っていくことで、現金に交換してくれます。では、金券ショップとはどのようなところなのか。基本的に名称が「金券」であるように、駅の郊外や事務所を構えている店舗で買取交換を行う事業者です。

商品券や切手、新幹線の回数券チケット、ギフト券などを買取しています。最近は、実店舗よりもインターネット上で取引ができるWEB店舗が主体で、収入印紙もそれぞれの金券ショップで買取がされています。

郵送買取に対応していると便利

金券ショップのWEB店舗では、電子マネーとしてコード付きギフト券をメールなどで送るのとは違い、収入印紙は金券ショップに実物を送付しなければならないことが挙げられます。買取手続きには、郵送買取が前提で買取ができるネットオンリーのお店を使うことで直店舗に出向く必要がなく、買取に手間がかかりません。

ただし、若干のリスクが存在していて、それは、買取金額の受け取り前に査定として実物である収入印紙を相手の買取業者に送らなければならないことです。もし悪徳業者に価値のある収入印紙を送ってしまうと、連絡が付かなくなったりして、収入印紙は戻ってこない場合や入金もされないなどのトラブルが起きることあります。そのため、信用できる業者以外には、買取として郵送しないことが必要です。

専門の査定員が必要な印紙買取

印紙は、以前に偽物が出回ったことで、買取業者も警戒されている買取品です。そのため、専門の査定員を置いたり、汚れや敗れた印紙は買取対象から外れるなどの対処を行い、できるだけ問題のない印紙の買取をするようにしています。このように、印紙買取においては、印紙の状態や中古の印紙、古い印紙が買い取り対象外になるケースも存在すると理解しておく必要があります。

未使用品が前提!

先に述べた通り、偽物対策の一環に買取対象が未使用品であることが買取の条件です。未使用品を判断するときは、

書類に貼られたもの
すでに使用したにもかかわらず、それを剥がしていない

などのチェック項目で判断します。つまり、購入した時の状態でそのままとってあるかが重要なのです。

コメント:「使用済みの収入印紙はどこも買取してくれないんだ。未使用は、使ってないだけでなくて、書類に貼ってないことも大切だね。」

200円以上ないと収入印紙は買取できない?

収入印紙は、課税対象の金額にあわせて必要な額が200円や400円となります。しかし、200円以下の収入印紙は、買取できないケースが増えています。それは買取をした後に必要とする人が少ない、印紙の市場で業者に販売するためで、需要のほとんどない200円以下の印紙は買い取ってもらえないなどです。

需要がなく売れ残ってしまうのはどの買取業者も避けたい。例えば、400円以上の収入印紙と比較して、200円より金額の低い収入印紙は需要が少なく、頻繁に買取されるのは200円や400円などです。特に200円は最も需要が高く、必要とする人も多いことから、200円のシートは買取を断られずに、高く売れるのです。

デザインは新しいものに交換してから!

一部の業者で、デザインが新しいものでないと買取そのものをしないという金券ショップがあります。その場合は、1枚5円で郵便局が交換してくれる交換制度を利用して、一度、現行デザインに変更してから買取に出す必要があります。200円を交換するのに5円かかるということは、割合が2.5%なので、買取の換金率から2.5%減ります。その利益が減ることに抵抗がなければ、この方法が手早くて容易な方法です。

収入印紙の買取換金率が高いワケ!

買取において、ギフト券や回数券などと同じように、収入印紙にも買取の際の換金率があります。業者の広告などで95%以上などと表示されるなど、その換金率の高さが挙げられます。そこで、換金率の高い理由を説明します。

換金率の相場が95%前後

収入印紙の換金率は、95%が1つの基準として知られています。例えば、200円100枚組みは、合計で2万円なので、その95%は18,000円です。100枚シートに95%を定めている金券ショップであるなら、買取金額が18,000円となる訳です。

ただし、シートの場合や高額の収入印紙(バラ)であれば、95%を超えます。だが、逆に200円や400円の収入印紙をバラで買取に出す場合には、80~94%程度となり、95%を下回ります。業者によっては400円~600円の額面までは94%対応をしているなど、買取金額もケースバイケースです。そのため、相場としては、95%前後が買取金額となるのが妥当でしょう。

コメント:「シートで100枚組みなら95%も換金率があるんだ。200円のバラは80%だから、まとめて売るより損するね。」

10万円以上なら95%以上?

10万円の収入印紙は、基本的に95%ではなく、その数字よりより大きい96~99%で買取が実現します。実質的に、桁の上がる1,000円で96%以上、1万円では97~8%台です。

逆に、200円以下は買取不可であったり、50~70%だったりします。以上から、額面が大きいほど、買取の換金率は高くなるのです。その基準として、桁が上がることを押さえておきましょう。

収入印紙の高価買取対象を知る!

高価買取は収入印紙において、知っておきたいポイントの1つです。そこで、高価買取の対象となる項目について、解説します。

まず高価買取では、200円あるいは400円の額面、そのシート100枚組みなどで、より高く買い取ってもらう方法を知る必要があるでしょう。

<高価買取の3つのポイント>

point1.保存状態を良くする

破損や汚れが起きないように、保存に適した環境や保護を行います。カバーをつけてファイルなどにしまったり、カビが生えやすい湿気のある場所には置かないなどです。

point2.貼らない

買取の条件の1つに、書類などに貼り付けていないことがあります。税務署や郵便局での制度対象とは異なり、貼ってしまうと買い取り対象外です。

point3.シートはそのまま

シートの100枚組みなどで購入した際は、バラにせず、シートのままにしておくと、200円の額面ならバラの85%がシート100枚の95%で買取してくれる業者があるなど、換金率に直結します。

上記に加えて、他の買取対象品などと合計して、一定金額を越えると高額買取できるところがあるのです。具体的には20万円以上になるなどした場合には、換金率を上げて買い取ってくれる等の金券ショップのケースです。

一例として、200円なら100枚以上を合計金額20万円を超えて買取する場合、バラでは85%を下回るとしても、合わせて90%以上で買取を可能にします。中には、換金率の変動が見られる業者も一部にあります。

ただし、シートはあくまでも一例で、バラで買取したほうが高いケースもあるので、買取をする業者の公式サイト等で確認しましょう。

Q&Aの紹介

最後に、収入印紙の買取でよくある疑問についてお答えします。

身分証の提示は必要?
古物買取で正式に対応している業者では、身分証を必ず提示する必要があるんだよ。
どこで買取できる?
金券ショップが買い取るほか、オークションなどでも売買取引ができるよ。
買取する金券ショップはどこでもいい?
企業なら法人対応の高額取引が可能で資金のあるショップが良さそうだね。あまった収入印紙をまとめて買取してもらえるよ。ただし、個人で小額だけ買取の場合は、バラの方が換金率が高い金券ショップがオススメだな。
少しだけ破れてしまったが、買取はできる?
できないよ。(できない業者が大半)
破れてはいないが、一度書類に貼った収入印紙は買取できる?
それもできないよ。書類から印紙を剥がしても買取はしてもらえないよ。

収入印紙の買取ならネットの金券ショップに!

本記事では、収入印紙の購入に際しての注意点や買取による現金化の可否などについて取り上げ、換金率や高く買取するための方法を示しました。

結論として、収入印紙は買取できる金券ショップが実店舗では限られます。そこで、WEB上に買取窓口を開いている金券ショップに買取依頼をするのがおすすめです。

買取をする上で、信頼できる業者かを見極めて、全体の換金率など額面ごとの換金率をチェックしてから買取を申し込みましょう。